沖縄大交易会2020 — 国際食品商談会 —

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福岡正信自然農園(日本総合農園)

福岡正信自然農園(日本総合農園)

株式会社日本総合園芸は48年間に渡り、近畿一円で自社独自の流通網を生かしながら「切花の宅配」で実績を積んできた奈良県の企業です。 またその傍ら、38年間「本物には心がある」をモットーに安心で安全な食材を宅配する「さん・らいふ」も運営してきました。 国内外問わず仕入れた鮮度や質が非常に高い商品を取り扱う事から、ロイヤリティが高い顧客を有することが弊社の自慢です。 そして創業当時から、「生産者・消費者・弊社」の持続可能な三方良しに取り組んでいることも特徴です。 また他方では、既存商品で10年程取引があった福岡正信自然農園がある愛媛県を毎年訪れる中で、消費者離れをおこしている余剰の甘夏の多さに驚くと共に三代目の大樹氏が広大な土地を抱え、 人も足りず、無農薬で柑橘類を育てるのに追われている姿を垣間見て心が痛みました。

日本総合園芸も経営者が2代目に代わり、大樹氏と同世代という事もあり、単なる販売会社から一歩先の支援をしたいと考えて誕生したのが、今回の「福岡正信自然農園」のブランドです。 農業に取り組む若い次世代やノウフク関係者、消費者に本物とは何かを気づいて貰いたい、そして新たな循環が起きる事を期待しています。 またその他に、一般社団法人 全国農福連携協会の公式オンライン・ショップの運営を通じて、働く場としての「農業」と働き手としての「障がい者」を繋ぎ、 そこから多様性に富んだ地域コミュニティを生み出す「農福連携」を応援する事により、企業としてより社会性に富んだ、そして挑戦し続ける100年企業を目指しています。

商品紹介文

近年、食品偽装や種子法の改正など私たちの生活において「食のあり方」が問われる時代となっています。 大量生産・大量商品の社会情勢で、本当の「安心・安全とは何か?」を発信していきたという想いから、私たちの商品開発はスタート。 そして「小さい子供さんも安心して食する事が出来るものは何か?」という問いから行き着いたのが、化学合成された農薬・肥料を一切排除した素材を使用し、 昔ながらの製法を守り、無添加による手作り商品でした。そんな折、出会ったのが約40年前に「わら一本の革命」を著し、自然農法の始祖・農哲学者として知られる福岡正信の意思を継ぐ福岡正信自然農園でした。

柑橘類を多く手がける同園で、特に甘夏は人気がなく売れ残り、廃棄される対象となっていました。 そのため、この「もったいない」をどうにか商品化する事により、農家を支える一助になればという想いから生まれたのが、マーマレード・ビネガー・コーディアル・グラノーラの甘夏シリーズ4点です。 自然農法で作り上げた甘夏をシンプルな素材とともに丁寧に手作りされた無添加商品は、障がい者が一つひとつ手作業で作っている農福連携商品でもあります。 そして、そんな手仕事にこだわった甘夏マーマレードは、2019年3月にイギリス・ダルメインで開催された世界のマーマレード・アワードにて、初出品にも関わらずブロンズを受賞する事ができ、 その品質の高さも評価される結果となりました。 また同園が持つアイデンティティ「無」の哲学や、農や自然に対する誠実さを、誇張せず、変換せず、如何にそのまま表現するかを考えた末、 内容物など必要情報以外は一切付加せず、通常は裏面の印刷やシール等で記載される食品表示法に基づく一括表示を、あえて表面に配したデザインを考案しました。

生産者の誠実さや生産物の暖かみを感じさせるため、写植書体のモリサワ中明朝1書体のみを使用、一色刷りの活版印刷にしました。 商品素材へのこだわりだけでなく、デザイン性も有した商品ラベルは、2018年度のグッドデザイン賞にも選出されました。 私たちはこれからの時代、「美味しい・綺麗・面白い」だけではない、商品に宿る内なるストーリーの表現が、その商品が本来持ち合わせている「本質的価値の最大訴求」へと繋がると信じています。 そして、モノ作りに対する「真摯な誠実さ」も商品開発をする上で、とても大切な要素だと考えています。

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